初心者ガイド
WordPressが重い・遅いときの原因と対処 — サーバー要因とサイト要因を切り分ける
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「WordPressが重い」と感じたとき、原因はサーバー側とサイト側のどちらか(または両方)にあります。多くの場合、サイト側の改善で解決できます。切り分けの順番で対処を整理します。
まず切り分け: どちらが原因か
- 同じサーバー内の別サイト・管理画面も遅い → サーバー側の要因が疑われる
- 特定のページや画像の多い記事だけ遅い → サイト側の要因が濃厚
サーバー選びの前に、まずサイト側の定番対処を試すのが費用対効果の高い順番です。サーバーの高速化技術そのものの読み方は表示速度の解説を参照してください。
サイト側の対処(効果が出やすい順)
1. キャッシュを有効にする
生成済みページを再利用するキャッシュは、体感速度に最も効きます。サーバー側のキャッシュ機能(Xアクセラレータ・LiteSpeed Cache等)や、WordPressのキャッシュプラグインを有効にします。LiteSpeed採用サーバー(mixhost・カラフルボックス等)は専用のLiteSpeed Cacheプラグインとの併用が前提です。
2. 画像を最適化する
重さの多くは画像です。次の3つで大きく改善します。
- アップロード前に適切なサイズにリサイズする
- WebP等の軽い形式を使う
- 遅延読み込み(lazy load)を有効にする(WordPress標準機能あり)
3. プラグインを見直す
プラグインの入れすぎ・重いプラグインは速度を落とします。使っていないものを無効化・削除し、機能が重複するものは整理します。
4. テーマを見直す
多機能で重いテーマは表示に影響します。シンプルな軽量テーマへの変更も選択肢です。
5. PHPバージョンを上げる
古いPHPは遅く、セキュリティ面でも不利です。サーバーの管理画面で対応する最新のPHPに更新します(互換性の確認は必要)。
サーバー側の対処・乗り換えを検討するサイン
サイト側を改善しても遅い・不安定な場合は、サーバー側を疑います。
- アクセス増で頻繁に重くなる/落ちる → プランのリソース上限に近い可能性。上位プランへの変更を検討
- 土台の技術が古い → NVMe SSD・LiteSpeed/nginx+キャッシュ・HTTP/2以降を備えたサーバーへの乗り換えを検討(速度技術の読み方)
- 乗り換えの判断・手順は乗り換えのタイミングと乗り換え手順へ
高速化プラグインを入れれば解決しますか?
キャッシュ系プラグインは効果が大きいですが、入れすぎや設定の競合が逆効果になることもあります。まず1つの信頼できるキャッシュプラグインを正しく設定し、画像最適化と併せるのが基本です。
サーバーを変えれば速くなりますか?
土台(ストレージ・Webサーバー・キャッシュ)が古い場合は改善が期待できます。ただしサイト側(画像・プラグイン)が原因の遅さは、サーバーを変えても残ります。切り分けをしてから判断してください。
表示速度はどこで測れますか?
PageSpeed Insightsなどの計測ツールで、改善すべき要素(画像・スクリプト等)を具体的に確認できます。当サイトは各サーバーの実測比較は行っていませんが、確認できた高速化技術の対応状況は比較表に掲載しています。
まとめ
- まずサーバー側かサイト側かを切り分ける
- サイト側は「キャッシュ→画像→プラグイン→テーマ→PHP」の順で対処
- 改善しても遅い/落ちるなら、上位プランかNVMe・キャッシュ搭載サーバーへの乗り換えを検討
- 各社の高速化技術の対応状況は比較表で確認できます