解説
レンタルサーバーの表示速度は何で決まる? 高速化技術の読み方
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情報ソース
- 当サイト掲載データ(各サービス公式サイトで確認したスペック情報)
更新履歴(1件)
- 記事を公開。
「高速」をうたうレンタルサーバーは多いですが、その根拠になっている技術はいくつかの要素に分解できます。要素の意味がわかると、スペック表から速さの根拠を自分で読み取れるようになります。
速度を左右する5つの技術要素
1. ストレージ(NVMe SSD)
データの読み書き速度は、HDD → SSD → NVMe SSD の順に速くなります。NVMeは接続規格から見直した方式で、データベースを頻繁に読み書きするWordPressと相性が良い要素です。
2. Webサーバーソフト(LiteSpeed / nginx / Apache)
リクエストを処理するソフトウェアです。LiteSpeedは専用キャッシュ(LSCache)との組み合わせで高速性をうたい、nginxは同時アクセスの処理に強いとされます。従来型のApacheでも、後述のキャッシュを組み合わせて高速化しているサービスがあります。
3. サーバーキャッシュ
生成済みのページを一時保存し、2回目以降のアクセスで再生成を省く仕組みです。サービス独自の名称(例: Xアクセラレータ、WEXALなど)で提供されることが多い要素です。
4. 通信規格(HTTP/2・HTTP/3)
1ページの表示には画像・CSSなど多数のファイル転送が発生します。HTTP/2は同時転送を効率化し、HTTP/3は接続確立をさらに高速化した規格です。
5. CDN
世界各地の配信サーバーからコンテンツを届ける仕組みで、アクセス集中時の安定にも寄与します。
スペック表での読み方(実例)
当サイトの掲載データでは、これらの要素を次のように確認できます。
| ストレージ種類 | NVMe SSD |
|---|---|
| Webサーバー | nginx |
| HTTP/2 | あり |
| サーバー高速化機能 | X-Accelerator・XPageSpeed・FastCGI・OPcache |
| ストレージ種類 | SSD(エンタープライズクラス) |
|---|---|
| Webサーバー | LiteSpeed |
| LiteSpeed(Webサーバー) | あり |
対応する技術の「数」が多いほど高速化への投資が厚いと読めます。当サイトの高速表示重視の一覧は、この確認済み技術数の順に並べています。
重要な注意: 実際の速度はサイト側の作りにも依存する
サーバーがどれだけ速くても、次の要因で表示は遅くなります。
- 画像が大きすぎる(圧縮・WebP化されていない)
- プラグインの入れすぎ
- 重いテーマの使用
サーバー選びは「土台の速さ」を決めるもので、運用側の最適化と合わせて初めて速いサイトになることは押さえておいてください。
「LiteSpeed採用」ならWordPressは必ず速くなりますか?
LiteSpeedの効果を最大化するには、WordPress側にLiteSpeed Cacheプラグインを入れてサーバー側のキャッシュと連携させるのが一般的です。採用しているだけで自動的に速くなるわけではありません。
表示速度は契約前に確かめられますか?
無料お試し期間があるサービスなら、実際にWordPressを設置して確認できます。お試し期間の有無・長さは当サイトの比較表で確認できます。
各社が採用している技術を確認する
当サイトでは、13社の高速化技術をLiteSpeed系・WEXAL系・独自技術の3系統に整理しています(サーバーの高速化技術を13社で整理)。技術名だけで速度を判断できない理由もあわせて解説しています。