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レンタルサーバーのバックアップを49社分析 — 「14日分」が国内の標準ライン
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情報ソース
- 当サイト掲載データ(各サービス公式サイトで確認した情報)
更新履歴(1件)
- 記事を公開。
バックアップは「ある/ない」の二択ではありません。何日分を、無料で、どのプランから持てるのかで実用性がまったく変わります。当サイトが公式サイトで確認した49社分の条件を横断して集計したところ、いくつかの傾向が見えました(2026年7月時点の確認内容)。
傾向1: 国内主要は「14日分」が標準ライン
もっとも多かったのが14日分という条件で、10社が該当しました。エックスサーバー・シンレンタルサーバー・XServerビジネス・ConoHa WING・カラフルボックス・ヘテムル・お名前.comレンタルサーバー・ABLENETなど、国内の主要どころが並びます。
つまり国内で普通のサーバーを選べば、「過去14日以内なら戻せる」が期待値ということです。逆に言えば、14日より短い・世代数が少ない条件を見たときは意識して確認する価値があります。
| バックアップ保持 | 14日分(Web・メール・DB) |
|---|
傾向2: 最下位プランでは対象外・有料になることがある
見落としが起きやすいのがここです。同じサービスでも、最下位プランだけバックアップが付かないケースが7社ありました。
- 対象外: mixhost(ライトプランは対象外。スタンダード以上は14日分無料)、スターサーバー(ライトは対象外)、TMDHosting(Starterには含まれない)
- 有料オプション: ロリポップ!(7世代・月440円)、HostPapa(有料オプション)
- 上位プラン限定: Namecheap(AutoBackupはStellar Plus以上)
格安プランを選ぶときほど、バックアップの扱いを先に確認する必要があります。月額の安さだけで比べると、この差が価格に含まれていないことを見落とします。
| バックアップ保持 | 7世代(有料オプション・月440円) |
|---|
| バックアップ保持 | ライトプランは対象外(スタンダード以上は過去14日分無料) |
|---|
傾向3: 「週次」は最大7日分を失う可能性がある
海外サービスを中心に、日次ではなく週次というものが6社ありました(Bluehost・InterServer・Hostinger(週1)・Exabytes・MilesWebなど。日次は上位プラン、という条件付きが目立ちます)。
週次バックアップは、最悪の場合直前の1週間分の更新が失われます。毎日更新するサイトでは実害が大きいため、頻度は「あるかないか」だけでなく確認したい項目です。
傾向4: 30日以上の長期保持もある
長めの保持を掲げるところも8社ありました。
- CPI: 30世代を毎日・外部サーバーへ自動保存(無償)
- PlanetHoster: 日次45日分(暗号化・遠隔データセンター保管)
- ラッコサーバー: 30日分(自動・復元無料)
- SiteGround / Rocket.net / Flywheel: 30日分
- 20i: サイト・メール30日/データベース60日
長期保持が効くのは「壊れたことにすぐ気づかなかった」場合です。数週間前の改ざんや不具合に後から気づいたとき、14日分では戻せません。
| バックアップ保持 | 30日分(自動・復元無料) |
|---|
契約前に確認したい4項目
バックアップは次の4点をセットで見ると失敗しません。
- 無料か有料か(有料なら月額に足して比較する)
- 何日分・何世代か(14日分が国内の目安)
- 頻度は日次か週次か(週次は最大7日分を失う)
- 復元は無料か(取得は無料でも復元が有料の場合があります)
4つ目は特に見落としがちです。「バックアップあり」と書かれていても、いざ復元する段階で費用や申請が必要なことがあります。当サイトでは復元条件も確認でき次第、掲載データに反映しています。
自分でも取っておくという選択
サーバー側のバックアップは万能ではありません。契約が切れれば一緒に消えますし、サーバー障害の内容によっては使えないこともあります。重要なサイトでは、サーバー側の自動バックアップに加えて、プラグインや手動での取得を併用するのが安全です。方法はWordPressのバックアップ方法にまとめています。
14日分あれば十分ですか?
個人ブログであれば多くの場合十分です。更新して壊れたことにその日のうちに気づけるなら14日分で戻せます。一方、更新頻度が低く不具合に気づくのが遅れがちなサイトや、事業サイトでは30日以上の長期保持が安心です。
バックアップがないプランは避けるべきですか?
避けるべきとまでは言えませんが、代替手段を決めてから契約してください。プラグインや手動で自分で取る、または有料オプションを付けて実質価格で比較する、のどちらかです。何も決めずに契約するのが一番危険です。
復元は自分でできますか?
サービスによります。管理画面から数クリックで戻せるところもあれば、申請が必要なところもあります。復元の手順と費用は、契約前に公式サイトで確認しておくと安心です。